うまく形にならなくても、その日の感触を持ち帰ってもらえれば十分です。
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うまく形にならなくても、その日の感触を持ち帰ってもらえれば十分です。
工房の土は、主に信楽の並土と、栃木の赤土を季節によって使い分けています。どちらも地元の陶土商から仕入れており、ロットによって微妙に性質が異なるため、毎回水分量と練り加減を調整しています。釉薬は市販のものをほとんど使わず、薪灰や鉄分を含む土を自分で調合しています。最初の数年は思うような色が出ずに失敗を繰り返しましたが、2013年頃から灰釉の配合が安定し、現在の落ち着いた青灰色が定まりました。

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一点制作
同じ形を量産せず、一点ずつ土の状態を確認しながら成形します。同じ釉薬をかけても、焼き上がりは毎回少しずつ違います。



