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当店について

うまく形にならなくても、その日の感触を持ち帰ってもらえれば十分です。

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工房について

Lineage Coreは、2008年の秋に東京・世田谷区の住宅街の一角で開窯しました。もともとは物置として使われていた小屋を改装した工房で、天井が低く、窓から隣家の柿の木が見えます。松田 沙織が一人で切り盛りしており、制作から教室の運営、梱包と発送まで、すべての工程を自分の手で行っています。開窯当初は食器を中心に制作していましたが、三年目に花器の注文が重なったことをきっかけに、花を活けることを前提とした器も手がけるようになりました。

土は毎朝練ってから始める
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うまく形にならなくても、その日の感触を持ち帰ってもらえれば十分です。

工房の土は、主に信楽の並土と、栃木の赤土を季節によって使い分けています。どちらも地元の陶土商から仕入れており、ロットによって微妙に性質が異なるため、毎回水分量と練り加減を調整しています。釉薬は市販のものをほとんど使わず、薪灰や鉄分を含む土を自分で調合しています。最初の数年は思うような色が出ずに失敗を繰り返しましたが、2013年頃から灰釉の配合が安定し、現在の落ち着いた青灰色が定まりました。

灰釉の青は窯の中でしか決まらない
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松田 沙織

松田 沙織は、Lineage Coreの主宰者として、東京・世田谷区の工房で日々ろくろに向かっている。2008年に工房を開いて以来、食器から花器まで、生活の中で使われることを前提とした器を一人で制作し続けている。施釉は主に灰釉と鉄釉を用い、窯は薪窯と電気窯を季節によって使い分ける。陶芸を始めたきっかけは、勤めていた会社を辞めた翌年に偶然参加した一日体験教室だった。その日の感触が忘れられず、翌月から本格的に学び始めた。現在は制作のかたわら、少人数の陶芸教室も定期的に開いている。

同じ形は二つとない、それでいい
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一点制作

同じ形を量産せず、一点ずつ土の状態を確認しながら成形します。同じ釉薬をかけても、焼き上がりは毎回少しずつ違います。

秋の薪窯は煙が隣の柿の木まで届く
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灰釉と鉄釉

主に薪灰から調合した灰釉と、地元の鉄分を含む土を使った鉄釉を使用。落ち着いた色合いと、使い込むほどに変化する表情が特徴です。

欠けても、直せる器を作りたい